こんにちは、やまとです。
ある記事を見て自分が気になったことについて述べていきます。
今回の紹介記事はこちら!
アメリカの若者でブームになっている「静かな退職」
このブームにおいて、僕が感じる米国株へのデメリットと対策をまとめました。
米国株投資一本の人や米国株投資をしている人は、情報として知ってもらえたらと思います。
米国で流行!静かな退職とは?
☑静かな退職とは:
組織に在籍しながらも契約通りの最低限の仕事だけを行うこと。
退職しているのと変わらないレベルで働いている。
- 給料以上の働きはしない
- 9時-17時まで働き、残業はしない
- 昇進を拒み、現状に留まりながらゆるく働く
こちらのグラフを見てください。
KeneXa High Performance Instituteのデータより作成
これは、従業員のやる気を示したデータです。
日本は他国と比べて圧倒的に低いです。
働かないおじさんが流行りましたよね。
世界経済をリードしているアメリカの若者を中心に、これと似た動きになっている可能性があります。
効率性を重視して、ライフワークバランスを大切にすることで仕事の成果が上がる可能性もあります。
しかし、サボりと紙一重の部分があるとも言えます(笑)
そこで、僕が抱いた懸念は、今後10年や20年後も米国株に投資をしていて大丈夫なのか?ということです!
米国株投資への懸念
米国株投資を始めた理由は、以下の理由が多いと思います。
- 長年右肩上がりで成長
- 世界を代表する企業が多数存在
- 人口増加
- 革新的なアイデアが生まれやすい風土
このように1927年から現在まで右肩上がりなのです。
そのため、長期的に見て資産を増やすことが出来ると期待されています。
しかし、モチベが低い若者が、今後アメリカを牽引していくようになれば、このグラフのように成長するかはわかりません。
日本のように30年間横ばいになるかもしれません。
その場合、S&P500インデックスファンドに30年間投資をした場合、年利5%は期待できるという考えを元に計算していると、定年後に痛い目を見るかもしれません。
そこで、「米国株に投資を続けて大丈夫かな?」と思っている人に、少しでも安心感を得られる投資方法をまとめました。
- 米国株一本ではなく、全世界株一本にする
- 米国株+日本株でバランスを取る
- 貯金と投資の比率を合わせる
1.米国株一本ではなく、全世界株一本にする
S&P500インデックスファンドに投資をしていれば安泰だと思っていたけど、本当に大丈夫かな?
このように考えている人は、全世界株に変更をすることをおすすめします。
オールカントリーの投資比率はこちら。
たとえアメリカがそれほど伸びなくても、どこかしらの国で経済の成長は見込めるため、米国一本よりも安心感はあります。
逆に世界経済がダメであれば、どこに投資をしても同じなので、潔く諦めることが出来ます。
労働頑張ろう!(笑)
2.米国株+日本株でバランスを取る
静かな退職はほんの一部!これからも米国は成長を続ける!
このように考えている人は、米国株のみで問題ありません。
ただ、僕は日本株もバランス良く持っておいて損はないと思います。
- 貯蓄から投資への流れ
- 株主還元に力を入れ始めた日本企業
- 投資の神様 ウォーレンバフェットも注目
- 東証が「PBR1倍以下」改善要求
上記の出来事からも、今後の日本株に対する期待はあると考えています。
米国一本よりも多少日本株をかじっておくこともありだと思いますね。
3.貯金と投資の比率を合わせる
「投資は入金力勝負」
このような考えで投資をしている人も多いと思います。
確かに元本が多いほど、投資の恩恵を受けることが出来ます。
ただし、忘れてはならないのが、下落の影響も半端ないという事。
長期間かけて資産の大半を投資に回し続けた米国株がそれほど伸びず、徐々に下落or横ばいだと精神的に辛いものがあります。
そこで、ある程度の貯蓄があれば、生活の影響もありませんし、冷静にポートフォリオをリバランスすることが出来ます。
まずは、生活の基盤を確保しつつ投資を続ける環境を整備しましょう。
「生活費以外は全額投資」よりも「投資60%・貯金40%」の方が、長期的メンタルバランスを取ることが出来ると考えています。
まとめ
今回の記事は以上。
- 米国の若者で流行、静かな退職とは
組織に在籍しながらも契約通りの最低限の仕事だけを行うこと。
退職しているのと変わらないレベルで働いている。
- 米国株投資をしている人の対策
- 米国株一本ではなく、全世界株一本にする
- 米国株+日本株でバランスを取る
- 貯金と投資の比率を合わせる
人間の価値観は、時代と共に変化していくもの。
その時々の変化に対応していく能力が、昔よりも今の方が圧倒的に大切だなと感じています。
それでは!