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【コラム】会議長すぎ問題~中小企業では致命的~

 

こんにちは!やまとです。

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  • 手取り20万円
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  • 職業:会社員
  • 家族構成:妻
  • 仕事:倉庫業
  • 投資:インデックス、FX、ETF
  • 資格:簿記、フォークリフト
  • 目標:35歳までに資産2,000万円(夫婦)

 

今回のコラムは、「会社の会議長すぎ問題」について時論をまとめました。

半年前ですが、このような記事を見つけました。

逃げ出したい「ムダ会議」を効率的に減らす裏技 | リーダーシップ・教養・資格・スキル | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

 

筆者自身も去年から昇格し、役職が付いたことにより、月1回の会議に出席することになりました。

そこでは、ただただ無駄な発表を繰り返し、重要な議題は5分くらいしかない非常に無駄な会議をしていると感じました。

 

大企業とは違い、中小企業においては、役職が付いていようが、プレーイングマネージャーとして現場でバリバリ働いている為、無駄な時間は命とりなのです。

 

世界各国との会議の違い

 

日本企業の会議は、世界から見ても長いとされています。

それには、日本と海外の会議に対する考え方の違いがあるのです。

 

  1. 意思決定のプロセス:
    日本企業: コンセンサスを重視し、全員の意見がまとまるまで議論が続くことが多い。
    世界各国: より結果重視で、議論の最後に意思決定者が最終決定を下すことが一般的。
  2. 会議時間:
    日本企業: 会議時間が長い傾向があり、綿密な議論が行われることが一般的。
    世界各国: 効率的で短い会議が好まれることが多く、結果重視の議論が行われる。
  3. 資料の使用:
    日本企業: 会議で詳細な資料を使用することが一般的で、事前に配布されることも多い。
    世界各国: シンプルな資料やプレゼンテーションを使用することが一般的。

 

上記の内容は、筆者の会社でも当てはまることが多いです。

具体的な内容と対策についてまとめました。

 

資料を読むだけ

 

会議の前にそれぞれ資料を作成し、出席者に配布されます。

一人ずつ一か月の進捗を報告するためです。

その報告では、資料に書いてあることをただ読んでいるだけの上司ばかり。

決められた時間の中で、円滑に会議を進めるには不必要な時間なのです。

だって資料に書いてあるのだから。

 

対策

  • 発表時は、資料は簡潔に記載し、重要な付け加えの部分を報告。
  • あとは、「資料に記載している通りになります。」で終了

時間にすると2分~3分程度。

気になった部分は、質問形式に持っていき、最低限の時間で終わらせるようにしています。

 

時間を守れない

 

筆者の会社では、発表時間が一応決まっています。

最初の1か月は、時間を計りながら進めていましたが、近頃はそれも無くなり、フリータイムのようになっています。

特に目立つのが、社歴20年以上の上司です。

もちろん、筆者のような若手より報告事項が多い部分はあると思いますが、それをいかに簡潔に報告することが必須のはずです。

 

10分以上資料を音読されると、睡魔との戦いに集中してしまいます。

部内での質問事項や現場の意見を共有する時間が無いため、社内改善が進まないのです。

 

対策

  • 自分の発表時間は守る
  • ぶっつけ本番で会議に臨むのではなく、資料作成時に報告内容や流れを一通り考えておく

結果、会議だけでなく、普段の業務でも無駄な時間を使わないよう意識するため、毎日定時で退社できるようになっていますね。

 

会議中のサポートがない

 

大企業の場合、管理職の現場作業はほぼありませんが、中小企業の場合はプレーイングマネジャーがほとんど。

筆者の場合は、会議中は業務が止まります。他部署からの急ぎの案件対応もできません。

なぜなら、1人1業務を担当している為、誰もサポートが出来ないから。

会議が終わると、仕事が溜まっていることが当たり前。

 

対策

  • 会議の日時から逆算して仕事を進めておく。
  • 会議前には、部下に明確な指示をする。

 

まとめ

 

今回は、中小企業における「会議が長すぎる問題」について述べました。

日本企業の会議は世界的にも長いとされ、中小企業ではプレーイングマネージャーが多いため、無駄な会議時間は業務に大きな影響を与えます。

中小企業における会議の効率化は、業務改善と従業員の生産性向上に繋がる重要な課題です。

 

スウェーデンでは「フィーカ」と呼ばれるコーヒーブレイクが導入されており、会議の効率化が図られています。

アメリカ合衆国では、会議は効率的で結果重視であることが重要視されています。

 

他国の時間に対する向き合い方を学び、会社だけでなく、私生活で応用できれば、人生はもっと豊かになるのではないだろうか。

 

それでは!