こんにちは!やまとです。
☑トピック
20代で年収500万を辞め、手取り17万の倉庫業を選んだ理由を紹介
倉庫業を選んだ理由は4つありますが、一番重視したことが「時間」です。
なぜ、そこまで時間を重視したのか?手取り17万に転職して生活がどのように変化したのか?解説します。
お金の為に朝から夜遅くまで働く日々に疑問を感じている人は、20代前半の私と同じです。
視点を変えることで、人生はガラッと変わることを実感しました。そのきっかけになれば嬉しく思います。
大手企業/年収500万を捨てた理由
私は新卒でメディア関係の下請け企業に入社しました。
約3年働いた後に、大手制作会社からオファーを受けます。その時25歳。
下請け時代より給料もボーナスも格段に上がりますが、それを断りました。
そして下請け企業も辞め、手取り17万の倉庫業に転職。
なぜオファーを断って倉庫業に転職したのか?
1:長時間労働
1つ目は長時間労働。
- 朝4時出社。(タクシー出勤)
- 深夜3時退勤。(タクシー帰宅)
- 基本が8時~21時/22時まで。
業界自体が長時間労働だということが挙げられます。
(過労で倒れた先輩などを見てきました)
2:精神的ストレス
身体的疲労だけでなく、精神的ストレスも半端なかったです。絶対ミスが許されない業界のため、常に全員ピリピリしています。
上司もかなり怖くて、話しかけることもストレスでした。
女性の上司にケツ蹴りを食らったことも(笑)
今では笑い話ですが、当時はめっちゃきつかったですね。
常に胃が痛い。そんな環境に嫌気が差しました。
3:不健康/不摂生
体調面で問題もありました。
夜勤もあり不規則な生活習慣+多忙が原因で食事は外食かコンビニ。家に帰れない日はお風呂も入らず、床や机で寝ていました。
その結果、過去最高に太りました。+10キロくらい。
ふと狭いシャワールームで自分の体を見た時、非常に愕然としたのを今でも覚えています。
加えて、上司も肥満が多かったですね。仕事に命が削られてる感覚がありました。
4:憧れの上司がいなかった
4つ目の理由が一番大きいかもしれません。
この人みたいになりたい!と思える人がいないのは、過酷業界を生きていく上で結構厳しいです。
仕事が出来る先輩はたくさんいましたが、常に多忙で仕事に生きている感じでした。
私も一生懸命働いてましたが「この人みたいになると、毎日こんな忙しいんだ。今でもしんどいのに」と悟ります。
なんとなくメディア業界に入った身としては、ついていけなかったということですね。
手取り17万の倉庫業を選んだ理由
では、なぜ手取り17万の倉庫業を選んだのか。4つの理由をまとめました。
1:労働時間
一番大きい要素が労働時間。とにかく残業が多い会社には行きたくなかったです。
「やりたい仕事」「興味のある仕事」よりも「やりたくない仕事」を避けた結果、倉庫業を選択しました。
面接で「18時には帰っている」という話を聞いて即決。
(現在は毎日17時台に退勤しています)
転職後は、帰って寝るだけの生活からガラッと変わりました。仕事の為だけに生きているという感覚が減り、様々なことに挑戦できるようになりましたね。
2:個人で稼ぐスキルを優先
2つ目は個人で稼ぐスキルを優先したいから。労働時間にこだわったのもこれが理由です。
「平日は仕事して寝る」という生活ではなく、自分の時間を確保して色々挑戦する必要があると考えました。
転職活動中の無職期間で収入がない辛さを経験したことが、個人で稼ぐスキルを身に付けたいと思ったきっかけです。
収入は毎月ブログでまとめています。
3:日常生活に支障なし
3つ目の理由は金銭的な不安がなく、普通に生活が出来る環境だった点。
もし副業で失敗しても倉庫業で普通に生きていけるという意味です。
年収500万から年収300万に落ちると生活が大きく変わる人が大半だと思います。
しかし、私は生活費がそれほど高くない為、多少節約は必要ですが、生活への支障は感じなかった印象です。
また、事前に面接で聞いたこともありましたが、実際に50歳の上司が年収500万だと知ったので、最悪大丈夫かなと判断したこともあります。
4:健康的な生活習慣
4つ目は健康です。
今の会社は肉体労働ですが、そこまで過酷な訳ではありません。多少重い荷物は運ぶくらいです。
なので、給料を貰いながら筋トレできるのでジム代が浮くと考えていました(笑)
また、生活習慣も安定しているため(9時-17時)、外食やコンビニ飯が極端に減りました。
●現在の平日スケジュール
- 5時起床
- 6時半まで朝活
(読書、ブログ) - 7時15分出発
- 18時退勤
- 19時帰宅
- 自由時間(3時間半)
(食事、入浴、ゲーム、夫婦の時間etc) - 22時半就寝
健康的な生活習慣は、心も豊かにしてくれるので、長く社会人生活を続けるためには、必須事項だと実感しています。
手取り17万に転職後の変化
手取り17万の倉庫業に転職して具体的に何が変わったのか紹介します。
1日3時間半 自分の時間を確保
最も大きいのが時間です。1日3時間超の自分時間が増えました。
1年で換算すると720時間です!(平日20日×3時間×12カ月)
時間はお金を払っても買えないものなので、会社のために使うのはもったいないです。
自分のやりたいことに時間を使っているので、転職することで収入が減ったとしても後悔することはありません。
★収入は順調に右肩上がりです
心の余裕
精神的余裕は生活を豊かにしてくれます。現代人は何かと忙しない日々を送っている員場がありますからね。
確かに給料は減りましたが、精神的ストレスや長時間労働から解放されると、生きることに余裕を感じるようになります。
朝にイライラしている人は多いですよね。多忙&ストレスを強く感じていて余裕がない人生だと感じます。単純にそれが何十年も続くと辛すぎる。
収入に関しては、一時的に減りますが、個人でコツコツ稼げるようになるとすぐに取り戻せます。
☑収入の複数化が重要
- 労働収入
- 副業収入
- 資産収入
会社員に全賭けしないことで、毎日憂鬱な気持で会社に行くことはありません。
パフォーマンスも良くなるので、自然と昇進をします。(入社3年で役職付)
長期目線で見て、行動あるのみです。
人間関係
以前はピリピリした職場だったので、上司や周りの様子を伺いながら仕事をしていました。
- 帰りたいけど周りが仕事しているから帰れない
- 上司の機嫌が悪いか常にチェック
- どんな仕事を割り当てられるかビクビクする
倉庫業は仕事が単純で部内共通の目標が定まっているため、自分の仕事に集中できます。
また、過度な上下関係や飲み会がほぼないため、精神的に楽な人間関係になりました。
倉庫や工場は、「時間内で仕事をする」「人間関係が楽」
上記のイメージあったのでそこもハマったのだと思います。
会社によって違うと思いますが、人間関係も倉庫業を選んだ一つですね!
レールを外れることも悪くない
もしかしたら、私自身あのまま大手に行っていれば年収700万以上狙えたかもしれません。
しかし、それは単なる数字です。
目に見えない幸福にこそ意味があると思います。お金があっても不健康であれば意味がありませんよね。
今が辛い・苦しいと思う人は、周りと同じレールを走るのではなく、自分自身のレールを作ることでガラッと変わり可能性があります。
それでは!