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~会社に人生を盗まれない~

~配当株の現実~200万投資してわかったこと【落とし穴】

 

こんにちは!やまとです。

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  • 手取り20万円
  • 年齢:29歳
  • 職業:会社員
  • 家族構成:妻
  • 仕事:倉庫業
  • 資産運用:インデックス、配当株投資
  • 資格:簿記、フォークリフト
  • 目標:35歳までに資産2,000万円(夫婦)

 

☑今回の記事でわかること

  • 配当株投資の「継続」に必要な要素
  • 継続を妨げる原因5つ

 

最近、Twitterで配当株投資の状況をツイートしている人や配当株投資に関する書籍をよく見かけます。

配当株投資は、株を買って持っておくだけで、誰でも不労所得を受け取ることが出来ます。

まさに資本主義における「利益分配」

 

株を買って放置するだけとか誰でも出来るやん!

 

上記の考えも一定数いるかと思います。1年前の私も同じでした。

しかし、配当株投資を長期継続できる人は、ある要素を兼ね備える必要があると考えています。

 

今回の記事では、「株を買って放置するだけで配当金という不労所得が貰える」という配当株投資に関して、実際に1年かけて220万投資・年間配当10万円を得て感じた配当株投資の「継続」にフォーカスしたリアルをお話します。

 

 

配当株投資に興味のある人は、継続の妨げになる原因を理解しておくことが良いかと思います。

どのように継続していくか、自分に合った心構えを見つけましょう。

 

このブログでは、手取り20万が豊かに暮らすための奮闘劇を記事にしています。

他にも下記のような記事を更新しているので、ぜひチェックしてみてください^^

 

☑収入

yamato20.net

 

☑ライフワーク

yamato20.net

 

 

配当株投資の現実5選

 

手取り20万のサラリーマンが配当株投資を1年継続して感じた現実をまとめました。以下5点。

 

  1. 結局は入金力
  2. 1年継続しても大きく変わることはない
  3. 暴落リスク
  4. 決算短信で企業の状況を読み取る能力がいる
  5. 数十円、数百円の配当金に感謝できるか?

 

私の周りでも、「株式投資はお金持ちの遊び」だという認識が強い印象があります。

その認識は決して間違っていません。1つずつ紹介していきます。

 

1:結局は入金力

下記は、月間受取配当額を4%の利回りから求めた必要元金になります。

※利回りは、高配当の基準とされている4%で算出。

 

月1万

300万円

月3万

900万円

月5万

1,500万円

月10万

3,000万円

月15万

4,500万円

月20万

6,000万円

 

いかがでしょうか。月1万円の配当金でも、300万円が必要になります。

巷でよく言われている「生活費の半分を配当金、残りは好きな事業やバイトでゆるく稼ぐ」ことが、いかに難しいことがわかると思います。

 

配当株投資は、入金力勝負!

これが全てです。

 

逆に言えば、優良銘柄にしっかり入金していけば、資本主義の恩恵を受けられるという事。

これを良いか悪いかで判断するのは各自で異なると思います。

 

私は、愚直に株数を増やすだけでお金が入ってくるなら、これ以上単純でやることが明確化されている収入アップの手段はないと考えています。

 

2:1年継続しても大きく変わることはない

例えば、配当株に月5万円を1年間積立投資したとします。1年間で60万円の元金。

これを4%で運用すると、年間24,000円/月2,000円の配当金です。(税引き前)

 

何事も1年間継続するには、工夫と根気と環境が必須です。

ようやく1年継続しても、たった月2,000円の配当金で満足できるでしょうか?

 

もちろん、捉え方は個人によって変わります。水道代やスマホ代が配当金で賄えることに喜びを感じる人もいるでしょう。

私もどちらかと言うと、固定費を一つでも配当金で賄えたら、生活のハードルが下がったと実感できます。

 

1年間積み立てて、たった2,000円?少なっ!

 

大多数の人は、後者の反応だと思います。

配当株投資とは、入金力or長期継続との勝負なのです。

 

3:暴落リスク

暴落は、数十年に一度の出来事だと思うかもしれませんが、結構頻繁に起こっています。

 

2002年

ITバブル崩壊

2008年

リーマンショック

2011年

東日本大震災

2015年

チャイナショック

2016年

英国EU離脱

2020年

コロナショック

 

この間、株価は大きく下落します。

リーマンショック時のオリックスは、なんと90%以上の下落率を記録しました。

その他の大企業も70%以上の下落率を記録しています。

 

資産の9割が吹き飛ぶとかヤバイ!

 

現在では、株価が回復しているので後から見れば買い場だったと言えるかもしれませんが、実際に暴落時に出くわしたら正気ではいられず、売却してしまう人が大半でしょう。

 

4:決算短信で企業の状況を読み取る能力がいる

個別株を保有していると、企業の決算に目を通す必要があります。

 

ETFを保有する場合は、特に決算をチェックする必要はありませんが、個別株の場合は、「自己資本比率・利益率・成長具合・株主還元の増減」などの情報を得て、投資の判断を行います。

 

⇩決算短信

 

昨今では、書籍やSNSでおすすめの銘柄紹介がされていますが、実際に自分が投資をする際は、決算で会社の中身を把握してから投資をすることが必須事項です。

 

決算短信の見方を知りたい方は、おすすめの書籍を紹介します。

どの部分を重点的にチェックすべきかも解説されているので、初心者にはうってつけの解説本です。

 

 

5:数十円、数百円の配当金に感謝できるか?

配当株投資を毎日少しずつ購入して、ようやく迎えた配当月。

下記は、私の2023年受取配当金履歴です。(小さくてすみません)

 

 

配当株を買い始めて1年が経過しますが、1,000円を超えた銘柄がまだありません。

ウキウキした気持ちで証券口座を開きますが、こんなもんか~。と思う人もいるかと思います。

 

ETFは、各自で決められた配当月の権利日までに購入すれば、直近の株数が対象になるのですが、個別株は違います。

中間決算・期末決算が存在し、その日までに購入しておく必要があります。

 

例えば、オリックスの場合。

配当月は6月・12月。

6月に配当金の受取対象:3/31までに購入した株数

12月に配当金を受取対象:9/30までに購入した株数

 

上記のように、リアルタイムで購入した株数がすぐに配当金の対象になる訳ではない為、タイムラグが生まれ、物足りなさを感じることがあります。

 

配当金は不労所得の権利を得るが、長い道のりを覚悟する

 

今回は、配当株投資の「継続」にフォーカスした内容を、実際の経験を通じて紹介しました。

 

  1. 結局は入金力
  2. 1年継続しても大きく変わることはない
  3. 暴落リスク
  4. 決算短信で企業の状況を読み取る能力がいる
  5. 数十円、数百円の配当金に感謝できるか?

 

配当株投資は慎重な準備と正確な知識、そして何よりも時間と根気が必要なエンデバーであることが明らかです。

配当金という報酬は確実ではありますが、それは短期間では得られないという現実を認識することが重要。

 

誰にでも当てはまる簡単な投資方法は存在しません。

しっかりデメリットを把握した上で、目標に向かってコツコツ積み上げていけば、配当株投資は大きな収入源になり、生活を豊かにしてくれるでしょう。

 

そんな日を夢見て、今日も私は株式を購入します。

それでは!