こんにちは!やまとです
☑トピック
- 日本株・米国株共に堅調。含み益が過去最高を更新
- 今だからこそ暴落に備えよ(おすすめ書籍紹介)
自分に言い聞かせるため、メモ要素で書きました。コロナショック以降に投資を始めた方は、他人事ではない事案だと考えています。
ドル円147円。日本株は最高値更新
ジリジリ進む円安。日本企業の高値更新を耳にする日々。
年初来で+28%の上昇
SNSでの資産更新、含み益最高値更新報告など、最近は投資家にとって良いニュースしかありませんね。
米国株も堅調で+円安の影響もあり、円での資産は増える一方。
年初来で+16%の上昇
僕自身も給料の2倍になる含み益を記録しているので、浮かれた気持ちにならない訳ないですよね。
投資する者としない者で格差が生まれるという情報もよく見るようになりました。
しかし、最近投資を始めた方は今こそ警戒感を強める必要があります。特に2020年以降位に株式投資を始めた方は、要注意対象です。
それはなぜか?
暴落相場を未経験で上昇相場の快感を得ている
楽観的な姿勢が絶望へと突き落とされる理由について解説します。
経済は浮き沈みのサイクルで成り立つ
よく世界経済(特に米国株)は、右肩上がりに成長していると言われています。
確かにその通りで、長期で投資をしておけば高確率で資産はプラスになります。
しかし、この上昇の中には大きな暴落局面も存在します。
2002年 |
ITバブル崩壊 |
-64% |
2008年 |
リーマンショック |
-62% |
2011年 |
東日本大震災 |
-18% |
2015年 |
チャイナショック |
-29% |
2016年 |
英国EU離脱 |
-9% |
2020年 |
コロナショック |
-31% |
※日経平均の暴落相場
上記のような暴落に出くわした場合、平静を装って株を買い続けることが出来るでしょうか?
経済は長期で成長しているが、資産が減っていく現状を目の当たりにして、淡々と投資を続けられますか?
失うことは、得ることよりも2倍精神的影響を受けると言われてます。(プロペクト理論)
10万円失ったショックを打ち消すには、20万円得ることが必要だと言う事。
この絶好調な状態を見て、急に暴落相場が来るとは思えない
株式の暴落は、下記のデータによってまとめられています。
- 50%以上の下落が100年に2回
- 30%以上の下落が4~5年に1回
- 10%以上の下落が2年に1回
○○ショックはいつも突然に。
5年投資をしていれば、少なくとも10%~30%の下落を経験することになります。
次章で資産が増え続ける状態から、資産が減り続ける局面に変わっても平然と対処する方法について解説します。
暴落時にどうするか
必ず来る暴落局面に瀕しても平然と対処する方法は主に2点。
- 投資の軸を再確認
- 暴落時の資産と含み損をシュミレーション
上記2点を押さえておくことで、自分に最適な手段を選択することが出来るようになります。
1:投資の軸を再確認
まずは、自分の投資の軸を再確認すること。
暴落や下落局面では、資産のリバランスを行うのか、変わらず買い続けるのか、
様々な対処法が存在します。
それらの選択肢の中から、自分に最適な方法を見出すことが出来る人は、投資の軸がしっかり決まっているからだと言えるでしょう。
私の場合、長期運用前提で下記2点を投資の軸にしています。
- 35歳までインカムゲイン重視の配当株投資
- 35歳以降はキャピタルゲイン重視のインデックス投資
上記の場合だと、暴落局面が来た際の対処法は基本的に変わらず買い続けるです。
しかし、減り続ける資産を見て淡々と買い続けることは至難の業。
現金比率とのバランスを保っておくことが重要だと考え、普段から意識しています。
また、年齢や家族構成、会社での立場や環境など、様々な要素を鑑みてどのような対処法を選択するか決断する必要があります。
複数の要素がある為、投資の軸を決めておくことで、一つの道しるべが出来上がります。
なぜ投資をしているのか?再確認してみてください。
2:暴落時の資産と含み損をシュミレーション
明日暴落した時の資産と含み損をシュミレーションしておきましょう。
急に天国から地獄に落とされた時、正常な判断が出来ない可能性が高いです。
人間は得ることより失うことの方が2倍ダメージを受けると解説しました。
ある程度の損失をイメージすることで、焦ることなく、スムーズに対応することが出来ます。
事前にシュミレーションや準備を行い、スムーズに物事を進めることは、仕事でも同じことが言えますよね。
例えば、350万円運用している場合、ここから30%下落した時のシュミレーション結果はこちら。
含み損1,220,000円。資産2,270,000円。
泣きそうになりますが、予めシュミレーションしておくことで動揺の落差を軽減できますし、投資の軸に沿って、スムーズに対処できると考えています。
いきなり100万円越えの含み損を抱えてしまったら、正気ではいられないですからね。
含み益は利確して自分のもの
含み益は確定した利益ではありません。あくまで現時点での評価額。
過去最高値を叩き出している今こそ、平然と相場に向き合うことが大切です。
今の自分への戒めのためにもこの記事を執筆しました。
含み益はあくまで評価額ですが、配当金は確定した利益です。
暴落や下落局面でも配当金という利益が入金されることで心の支えにもなると考えています。(減配、無配のリスク有)
長期間運用することによって高確率で資産は増えると言われている投資をどのように長く続けることが出来るか。めちゃくちゃ重要ですよね。
それでは!
●関連記事
お金を増やしてどんな生活がしたいですか?
若年期のキャッシュフロー強化が大きな差を生みそうです
含み益に浮かれた時に読むべき一冊