こんにちは!やまとです。
☑トピック
- 23年10月インデックスファンドを全て売却
- インデックス投資から撤退した理由
- 高配当株投資に移行した理由と結果
インデックス投資と高配当株投資。どちらに投資するか悩んでいる....
資金が少ない私が、両方投資することはどうなんだろうか....
上記の悩みについて一つの事例を提示したいと考えています。
僕は元々、インデックスファンドで積立投資を行っていましたが、徐々に売却を始め、10月にはインデックスファンドの保有が0になりました。
- なぜ、資産運用で最も効率的かつ有効なインデックス投資を辞めたのか?
- インデックス投資を撤退したことによる資産状況
これらをお伝えできたらと思います。
この記事は、独身や家族持ちに関わらず、投資余力が潤沢ではない方 / 投資方針に不安を抱いている方を対象にしています。
十分な投資余力を毎月確保できる方や投資方針が定まっている方は読む必要はありません。
このブログでは、仕事より自分と家族を第一優先に考えた倉庫業サラリーマンのゆるく生きるための全てを記しています。
インデックスファンド170万円分売却しました
下記、売却履歴とファンド。
2021年5月 |
SBI・V・S&P500 |
119,000円 |
2022年6月 |
オールカントリー |
341,232円 |
2023年2月 |
SBI・V・S&P500 |
668,592円 |
2023年5月 |
オールカントリー |
500,000円 |
2023年10月 |
オールカントリー |
119,018円 |
2021年5月は、引っ越し資金が足りなくて売却した記憶ありww
投資を始めたきっかけは、オリラジあっちゃんの動画を見たことです。
下記動画⇩
地道に積立投資を進め、順調に利益を生み、資産が成長していくことを実感していました。
しかし、なぜ全て売却してしまったのか?
それは、凡人夫婦ゆえのお金の悩みがあったからです。
インデックスを辞め、高配当に移行した理由
インデックス投資売却の理由は、高配当株投資に方向変換したからです。
インデックス投資は、資産拡大に最も適切な投資ではありますが、現状の収入が増える訳ではありません。
あくまで老後資金に全BETしている状態です。
対して高配当株投資は、「配当金」を定期的に受け取ることで月々の生活に潤いを与えることが可能になると考えました。
それでも、「インデックスと高配当どちらも投資すればいいのでは?」と思った方も多いかもしれません。
高配当株一つに絞った理由は下記2点。
- 平均的な家庭では中途半端になる
- 生活環境を鑑みた結果、高配当株へ全移行
一つずつ解説します。
1:同時進行は中途半端になる
30~40代の毎月の平均貯金額は4.6万円。
30~40代は毎月いくらぐらい貯蓄してる? 貯蓄のためにがまんしているものはどんなこと?(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース
新婚夫婦の場合は5.6万円。
毎月5万円を投資に回すと考えた場合、インデックス投資に2.5万 / 高配当株に2.5万振り分けた場合のシュミレーションが以下の通り。
●インデックス投資
毎月2.5万円・利回り5%・期間20年=1,015万円
※増配や株価の上昇は含めず
では、毎月5万円をインデックス投資または高配当株投資に回した結果はどうなるのか。
●インデックス投資の場合(条件は上記と同じ)
資産2,029万円。
●高配当株投資の場合(上記と同じ)
資産1,787万円+年間配当71万円(月5.9万円)
以下まとめ。
- 2.5万ずつインデックス・高配当に投資した場合
➡資産1,015万円+893万円+年間配当金35万円 - 5万円をインデックスに投資した場合
➡資産2,029万円 - 5万円を高配当株に投資した場合
➡資産1,787万円+年間配当金71万円
人によっては、2.5万円ずつ両方に投資する方がバランスが取れて適切かもしれません。
しかし、資産拡大が目的であればインデックス一本・配当金重視の場合は高配当株一本に定めることで、同じ20年積立でも結果に大きな差を生むことになります。
また、今回は高配当株は増配や株価による成長を含んでいません。それらを含むとまた結果は変わってくると思います。
20年後の人生を想像した時に、どのような資産形成が適切であるか熟考した上で投資方針を判断することが大切だと考えています。
※どちらも成長を前提としたシュミレーションです。投資には下落リスクがあることをお忘れなく。
2:生活環境を鑑みた結果、高配当株へ全移行
僕たち夫婦は、正社員共働きの日常があるきっかけで崩れ落ちました。
それが、働き過ぎやストレスにより発症した妻の病気です。
一気に収入が落ち、家賃や光熱費・生活費を支払うと手元にほぼ残らない状態になりました。
一つの出来事で一気に生活がこんなに苦しくなるのか....と強く実感した経験ですね。
その頃、インデックスファンドに積立投資をしていたのですが、毎月の生活が楽になったり、緊急のトラブルに対応しづらいと自分の中で感じた為、一刻も早く受取配当金を増やすべきだと決断しました。
今では妻も病気を克服し、パートで働けるまで回復しましたが、いつでも働くペースを落とせるように配当金という形で給与以外の収入源を確保することが、僕たち夫婦には最重要事項だと感じた次第です。
高配当株に移行した結果
我が家がインデックス投資から高配当株投資に移行した理由は以下の通り。
- 給料以外の収入源確保
- 妻の持病による労働リスク対策
- 負担増の原因である人事昇格を避けるため
- 年金対策
高配当株投資に移行して約1年4か月ほど経過しました。
月1万円以上の配当金を頂きつつ、僕の手取りより多く含み益を抱えて保有している状態です。
2024年からは新NISAに移行予定の為、非課税+月々の積立+配当再投資でさらに受取配当金が増えそうですね。
詳細は下記の記事でまとめていますので、リアルな数字での結果が気にある方はぜひご覧になってください。
月々の受取配当金についても発信しています。
結論は二刀流が一番最高の投資方針
今回のまとめです。
- インデックス投資売却は高配当株投資に移行のため
- 将来像と家庭環境を鑑みた結果、高配当株投資一本に決定
- どちらも少額ずつでは中途半端な結果を生む
- 現在、月1万円強の配当金と会社手取りより多い含み益で保有
積立シュミレーションで感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、一番ベストはインデックスと高配当の両方に投資することです。
しかし、僕のような凡人はそれほど投資に回すお金が潤沢ではありません。
そのため、収入を上げるか投資方針を一本化する必要があると考えました。
副業で稼ぐことはハードルが高く、会社での収入アップは負担が増えるリスクを生み出します。
配当金収入が増えれば、日々の生活の手助けになりますし、会社や家庭でのトラブルにも対応可能です。
また、月5万~8万の配当金を受け取れるようになってから、インデックス投資を始めても遅くないかなと考えています。
まずは収入源を確保する。そのためにインデックス投資を解約する決断をしました。
今回の記事が投資方針の参考になれば嬉しく思います。
それでは!
●将来像について考えるきっかけを与えた本
●高配当株投資に興味を持ったきっかけ